<読書メモ>ファイナンスこそが最強の意思決定術である

ファイナンス、数字はなんのためにあるか?➡意思決定をするため。無駄がなくわかりやすい記述に共感、素敵です。生き方・ライフスタイルまで言及する数字論の考え方は秀逸

 

日本は資金もあり、良い技術もあり、優秀な経営者もたくさん存在しますが、あと一押しの意思決定能力が足りないばかりにチャンスを取りこぼしてしまうのです。技術とお金をくっつけてビジネスを生み出すための意思決定や、人を動かせる意思決定を行うことのできる事業家が海外と比べ日本は圧倒的に不足しています。

ファイナンスは 数式でなくストーリー
ファイナンスはExcelでなく絵
ファイナンスは会議室でなくエレベータで行う
ファイナンスは科学ではなく芸術
ファイナンスは個人ではなくチームで学ぶ

これからの時代はいかに責任を取れるかということが評価される時代になってくるでしょう。
グロービスのMBAシリーズのファイナンス
私はファイナンスに詳しい会計士にはこれまであったことがありません。これは会計がベースに扱っている財務三表が過去のお金を捉えているのに対してファイナンスが未来のお金を対象にしているからでしょう
ただ、ファイナンスのプロフェッショナルを目指すには実は会計、税務、法務の知識は避けては通れません。
外部からサポートして初めて中長期的な未来の可能性まで考えるようになった

ファイナンスは実際のビジネスで使用してその結果を分析しさらに精度を上げていくことが重要
有価証券報告書でトレーニング。
勉強会を月に1回開き、情報を共有する
・ファイナンスは意思決定をするためのものである
・意思決定は日々連続的に行われるものであるため、ファイナンス力を磨いて意思決定力を高めると乗数効果的に成果が出る
・ファイナンスは時間価値を考慮している唯一の技術である
・AI 時代に残るのは意思決定をし、責任を負う仕事である
・過当な競争の中でさえも、より自由に、より自分らしく仕事をするため、あるいはより自分らしく生きていくためにファイナンスを学ぼう

Pocket