同性同士の恋愛ってどんな感じ?

バンコクに住んでいると、男性同士、女性同士のカップルを時々見かけます。彼らを見て感じるのは、男女の恋愛と少し違う静かな空気。身体のつくり(性)が同じという信頼感の上に成り立つ、男女より1ランク深そうな相互理解。そこからくる静謐で揺るぎない空気、みたいなものを感じます。わたしの恋愛対象は(今のところ)男性。身体のつくりと反応が違う。脳が違う。同じ事象を見た時の捉え方が違う。そんな違いを楽しむのが好きです。性が違うという大前提があるので、はい?と思うことが起こっても、まぁそんなもんか!と性差のせいに出来るというか。基本一生分かり合えないよね、と腹をくくっているというか。

バンコクに引っ越すまで、女性同士で暮らした時期がありました。新婚1年半足らずでで彼が起業のため渡タイ。何が起こるか分からないし会社が黒字化するまでお金貯めとこ!と彼について行かずわたしは東京で仕事継続、生まれて初めての1人暮らしスタート。始まって1週間の生活導線=ベッドとバスルームの往復のみ、家で食べたもの=プリングルス2本。これまずい!?この1年半、リビングに生花を欠かさず、アンティークの家具を買い集め、週末はプロジェクターを壁に映して映画を観てたわたしはどこ?やばいこのままじゃ身体壊しそう、っていうか女として色々失いそう。そんな予感に怯え、実家を出ようか迷うお年頃の美女同期に「彼が出てって部屋空いてるんだけど一緒に住まない~?」と誘ったらふたつ返事でOK!そこからおんな2人同居生活が始まりました。

おんな2人で暮らすと雑誌のような素敵生活

女性って本当によく気がついて、細やかで、エアコンの温度無駄に下げなくて、1日何枚もバスタオル使わなくて、もしやいま洗面台でどじょう洗ってた?ってくらい洗面台の周りビショビショにしなくて、最高ですね。もうホント最高。会社の同期なので共通の話題も多いし、美女なので見てて楽しいし、お洋服も貸し借りできて一緒にショッピングも楽しい。

「今日生理前だから食欲なくて。朝ごはんフルーツだけにしよ」「わたしも~」とか。休みの日に「もうすぐお昼だしブランチがてらケーキ食べに行かない?」とか、もう最高!新婚時代、彼が食欲ない朝に大盛り親子丼出してくれたり(ゲボっ)真夏の最も太陽が高い時刻に「サイクリングしよ♪」と目黒から渋谷までの急勾配の坂を一気に駆け上ってくれたり(すいませんタクシー!)お気に入りのラーメン次郎に初めて連れてってくれた時は、自分の口臭で具合悪くなり次の予定キャンセルせざるを得なかったり(妖怪にんにく女)そんな性差による素敵なすれ違いは全て過去。女性との生活ってなんてストレスフリーなんでしょう!

そんな雑誌のような素敵生活を3ヶ月程満喫したあたりで、突然妊娠しました。なんだか長文になってきたので次回(おんな2人暮らしの日々②)に続く。。。

(画像元:www.hulu.com)

 

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