1ヶ月間日本に一時帰国

やったー!

在タイ1年9ヶ月。かつてわたしの中で「いつ行っても楽しい旅行先・タイ」として輝きを放った日々はとうに失せ「住んで楽しい国&サヌック時々イラッとな国」に変貌したタイ。そして驚き且つ幸せなことですが、最近では母国・日本を新鮮な旅行者目線で見るように。変な言い方だけど、旅好きなわたしは旅行して楽しい国が1つ増えた気持ち。

今回9ヶ月ぶりの帰国ですが、旅行者目線で見ると「インフラが整っていて街が綺麗」「和食が安くて美味しく」「買物天国」「文化的完成度が高くて」「公共の場所でwi-fi繋がる場所少ない」「経済成長率0.0%(2014年度)ってどういう状態?」ってイメージ。

タイにいると、例えば心から欲しい!と物欲を刺激されるほどの服・靴。とっても高いです。安全に快適に子供を遊ばせられる室内のプレイランド、高いです。オーガニックの野菜も安全な食べ物も、全部高いです。要はまともな暮らしをしようと思うと、日本より断然高くつく。

その代わり、ご飯も服も下着も道端の屋台で調達可能で、その場合は全て値段1/10以下。格差の国です。そういう意味で、日本はもはや物価の安い国。勿論安くて粗悪な品物も沢山出回ってはいるものの、値段と品質の振れ幅が小さい。この感覚、改めて実感しに帰国するのがとっても楽しみ。

高齢者天国だよね

東京とバンコクで離れて暮らした1年間、彼が帰国の度に「老人と遭遇する率が高すぎる」って訴えてきましたが、主に昼は大手町(働き盛りビジネスマン)夜は銀座六本木西麻布(チャラついてる小金持ち)帰宅して代々木上原(共働き多め住宅街)の往復をしているわたしにはピンと来ず。老人ってどこ行ったら遭遇できるの?と悠長なことを言っていた。

人って自分の置かれている環境下で目に入るものしか実態が掴めてないですね。3年も前に高齢者人口(65歳以上)は人口の25%を超えていたと思うとゾッとします。自分もいつか通る道、ゾッとするって失礼だけど、この人口比率、肌感でゾッとしませんかね。

人口減少とGDPには関連性がないという説もあり、否定的に捉える必要はないし、このまま日本は老人達が楽しく生きられるユートピアとしての国家戦略を敷いていくのかもしれないけど、若年齢層は高齢者が過半数の国でずっと過ごしたいと思うのかな?

わたしが子供の頃、肌感で高齢者は5%くらいかな~と漠然と感じていたのですが、昭和60年の時点で既に10%を超えていた。ゾゾッ。子供の頃の気持ちに戻ると、大人になったら若手が多くて勢いのある、子育てのしやすい国で働くイメージあったけど。高齢者人口が多くなるということは、若手の国外流出には繫がらないのかな。

国内を旅してみたい&子育て事情も知りたい

遂にそんな中田的心境に。今回は妊婦だし子供1歳だし彼の滞在日程が短いから遠出は難しいので、文化的な催しやネタを、関東圏内であれこれ拾います。相撲が見たくなってきた。日本人的末期症状か?あと日本の子育ての実態をつぶさに見てみたい。

わたしがバンコクに来ていなかったら、東京で、共働きで、間違いなく頻繁にお世話になっていたであろうサービスがある。女性実業家・経沢香保子さんが提供する新しいベビーシッターサービス「キッズライン」

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シッターさんは雇ったことないけど、バンコクの子育てではメイドさんに本当に助けられています。実家がないから、助けてもらうとしたらメイドさんしかいないんだけど。子育てにおける全ての指示と責任は自分にあって、判断に一瞬も気が抜けないのは変わらないけど、わたし(と彼)以外の誰かの手を借りられるというのは本当に心に余裕を生むことです。

働きたい女性と、都心の保育園事情のアンマッチを見るにつけ、心が痛むこともしばしば。自分の経験と、このサービスがもっともっと伸びて欲しい!という想いで、このサービスのキュレーションサイト「up to you! 育児をもっと楽しく、もっと新しく」のキュレーターやってます。毎週週1本記事書いてます。

無題

国も変われば子育ても全然違うよね~と思いながら、自分の色を少しずつ出していってます。もはや近くてちょっぴり遠い国の母国ニッポン。今回の帰国で見えてくるものが楽しみでもある。

 

 

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