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職人気質。ものづくりへのこだわりが強い人が好きです

頼まれてもいないのに、社内向け資料を異様に綺麗にしてみたり。アクセサリーを自分で作るのが好きですが、ちょっとのゆがみが気になり同じの2個作ったり。かと思えば環境を完璧に整えないと何も始められないとか。ひとつ気に入らないと全部どうでもよくなって仕上がり適当になったり。子供の頃から好きなことをするとき、気持ちが乗れば集中して寝食を忘れ。乗らなければ何年でも放置。父親譲りの神経質と母親譲りの職人気質が合わさった、非効率な性格だと自覚しています。いま思うと全然サラリーマン向きじゃなかった。。

なので、毎日触るもの・家に長く置いておくものは、こだわりが強い人が作ったものが多いです。わたしがものづくりの人だったらこれくらいこだわりたい、が基準なので、明確な理念はないんですがフィーリング。

ところで、あなたの下着自分に合っていますか?

中学生の頃から、デパートで母と一緒に買うワコールやトリンプのブラが身体に合っていないような気がしていました。水泳を長く続けていたせいか?身体の幅が厚いので、東洋人の平均体型に合わせたブラがしっくりこないような。でも比べる対象がないからよく分からない。18歳で1人でしょっちゅう海外に行くようになってからは、各国の下着を試してみる。アラブの国は本当に下着が種類豊富で楽しいけど、大きさが基本的に違いすぎ。。アメリカに行ったらVictoria’s Secret大量買い。アジアでは日本同様ワコール独占市場なので、目先を変えて屋台で買ってみたり(なぜか売ってますよね)

でも何年下着難民しても納得する品とは結局出会えず大人に。30代になった頃、知り合いの素敵なお姉さんが自分の好きな下着屋さんについてブログに書いていました。当時青山にあった「リュードリュー」。ランジェリー業界に40年以上携わり続けるプロフェッショナル・龍多美子さんがオーナーのお店です。http://www.ruederyu.com/profile/

こだわりの強い人がつくるものは、思いが伝わる

早速龍さんのフィッティングの予約を取って駆け込みました。彼女の下着への理念はHPに書いてあるので割愛しますが、まずメジャーでサイズを測らないことにビックリ。試着して最も合うと判断されたブラも更に体型に合わせてお直し。ブラのつけ方から洗い方まで細かい指導が。全てが目からウロコでした。欧州のインポートも扱っていますが、わたしはもっぱら彼女自身がパターンを考案して作ったオリジナルブラのファン。いまは、クローゼットの下着は全て彼女のお店で買ったものに。ようやく長年の疑問と悩みを解決できて、女性として自信を持って快適に毎日を過ごせるように。

こだわりの強い人は、自分のアウトプット(商品・情報・自分自身の装い含め)に自信を持っていて、独自の言葉で語ることができる。その人の理念に共感した場合、思いごと購入するので、商品に愛着を覚えて長くファンになる。生産者と購入者のそんな関係が理想だと、どんな商売に関しても思っています。

バンコクでも商品販売をしてほしい!と無理を承知で働きかけていますが、実現するといいなぁ。

 

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