パートナーに求めるものは?

相互理解。相手の人生も一緒に生きること楽しめること。

仲の良いカップルを見るのが趣味です。一緒にいるのが好きです。空気の気持ちよい2人には、お互いを思いやる心と、2人にしか分からないネタの共有と、相手と時間を過ごしていることに満足している(つまり今ここにある自分に満足している)心が相まって、独特の清々しい空気を作っているので、一緒にいるこちらまで良い気分になるから。

同性でも異性でも、好きな人・空気が良い人と会うと、次はお互いパートナーを連れて食事しない?と誘いたくなります。逆にいい歳の大人で、絶対にパートナーに会わせない人って、ちょっと信用できないなと思ってしまいます。そこそこ遊ぶならいいけど一緒にビジネスはしたくない感じ。

形は「結婚」でなくて全く構わないと思います。ただ、大人になったらずっと一緒にいるのは同性ではなく、異性。その思いは小さい頃から強かった。日本のTVに縁がなく、海外ドラマばかり見て育ったからでしょうか?恋をして友達との約束をドタキャンするような緊急事態は、当然のように温かく許されて、大切な日は必ずパートナーと過ごす。恋>友情これ当然。そう思っています。

友達づきあいを、パートナーとの時間より重んじる人達

って一定数いますよね。友情>恋タイプ? デートしてる日数より女子会の日数の方が多いとか。子供がいても必ず飲み会は最後まで帰らないとか。そういう人に限ってパートナーから束縛されてるのか?「男(女)友達との時間は邪魔されたくない」とか言ってちょっと相手をディスり気味だったり。

かくいうわたしも新婚1ヶ月で友達とソウル旅行したりしてたけど、単にタイミングと気分の問題で(言い訳?)結果的に質と量で圧倒的に彼と一緒にいる時間の方が長いのは当たり前。そもそも人生って想像以上に長い気がしていて、金銭的にも利害関係の上でも子供を共同で育てるという目的に於いても、1番情報と時間を共有するべき相手ってパートナーだと思っています。

友情とは違って「お互い忙しくて3年間会わなくても、会えば途端に昔と同じ時間が流れ始めた」とかセンチメンタルな要素だけでは成り立たないので、しっかり向き合って、お互いの現状も雑用も家族のトラブルも全部共有する(したくなくてもすることになる)相手なので必然的に1番一緒にいないと。あとは単純なようで重要なことですが、SEXしてる相手と密度の濃い時間が過ごせないって、男女共に自分を大切にしていない感じがします。

あ。「仕事とSEXは家庭に持ち込まない」とか言う男性と相当数お会いしたことがありますが、時代的にも人間的にももはや哀愁がすごいです。それは単に「オレは若い頃全然モテなかったが今はモテる(もしくはその行為にお金を払えるだけの金銭的余裕がある)」もしくは「オレのやっている仕事を全く理解できない程度の嫁しかもらえなかった」と言い換えてもらえれば。悲しい台詞。

今ここにある自分、に満足しているか?

「Search Inside Yourself」の結論、みたいな見出しになっちゃいましたが、結局パートナーとの関係もここに帰結すると思います。他人の情報を受信する機会が多過ぎてストレスが増加してるのか、「自分の内面を見つめてあなたの本当の気持ちに正直に」的な論調が、近年とみに増加中の気がします。自分の内面だけを見つめて日々過ごすのは、思春期の内にしておくべきこと。

恋をして大人になって心のキャパが広がったら、自分だけでなく周りの人、中でも最も自分に近くて人生も一緒に歩む人=パートナー、の内面や本当の気持ちや仕事のことや日常の選択や嬉しいことや嫌なこと…色んなことを共有しながら生活していくんだと思います。そして相手にも、自分のこれ↑↑を伝える努力をしたり(汲み取ってもらおうというのは驕り)自分の人生を他人に理解してもらってることに安心感を覚えたり、異性の目から指摘されて初めて分かる自分に対する発見があったり、相手しか知らない自分の意外な一面を面白がられてネタが増えたり、色々共有するので誰にも言えない秘密も増えたり。

最終的にパートナーの力を借りて本当の自分を知り、自分を好きになる

そんなこんなで、パートナーのおかげで最終的に自分のことをより深く理解して、相手のこともより深く認めるようになって、愛されてる自分を自覚して、相手への愛も自覚して、そんな人と日常生活一緒に過ごせることで、今ここにある自分に満足する。

そこで、今日のブログの始めに戻るけど、自分の認めた素敵な相手(そして自分を理解してくれている相手)といま時間を過ごしている!ってことにお互いが満足していると、2人が一緒にいる時に漂う独特の清々しい空気になるのかしら?と思っています。つまり人って、ずーっと1人で自分の内面を覗き込んでいるだけでは、今ここにある自分には永遠に満足できないのではないかしらと感じる。ヨガや瞑想も必要だけど、一緒に生活する相手はもっと重要。恋せよ乙女。相手を探せよ青年。

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