BBT大学のイベントに参加しました。大前さん他、教授の方々、TAの方、LAの方が集まるイベントでした。会の中で大前さんになにかいいたいことと言われたので真っ先に手を挙げて話しました。ずっと言いたかったこと

「12年前に大前さんの本に出会い、海外、起業に憧れました。いまはタイで会計事務所を起業して7年が経ちました。今回LAをやる機会があり、光栄です!」ということと、


「マレーシアのイベントの際に、マハティール現首相(当時は首相ではなかったです)の講演に参加する機会がありました。なにか質問はありますか?と言われたので、はい!と手を挙げて、私はKen Omaeの教え子だと最初に言ったあとに質問しました。マハティールさんはそれを聞いてうれしそうでした」
ということでした。

前、BBT大学に入るとき2010年にもお話する機会はありましたが、そのタイミングは私はまだ監査法人に勤めていて、何かを挑戦したい・起業したい・海外に行きたいと言っている、会計士でありながらちょっとイケイケな人というステータスでした。それから10年、小さいながらも起業、経営の経験を海外で積んだ状態を大前さんに報告できたこと、その行動のきっかけを作ってくれたことに感謝の気持ちを伝えることができたことは感無量でした。

会の中で、ある教授がお話していたことが印象的でした。「国に頼るとか、補助金に頼るとかじゃなくて、もっと単体で、独立を意識して、やってやるんだぞ!という気概を持たないといけない。海外に目を向けて日本発信でやっていかないと。そんな独立した強い人材、企業を創っていくのが私たちがやることで、私たち自身もそうでないといけない」というような趣旨の話をおっしゃっていました(かなり私の解釈含む)

その言葉を聞いて「あーやっぱりBBTの人、大前さんの周りの人っていいよなー」と思いました。誤解を恐れずにいうと、BBT、大前さんを好きで集まっている人は少数派であり、非常に地味な方が多いです。自分自身のマーケティング、宣伝もそれほど上手だとは思えないし、派手さもない。(これは大前さんレベルでもそうだと思ってます、もっと評価されていい)

だけど、真面目で、フツフツとしたマグマのような情熱と、しっかりと実績に裏打ちされた実力がある方が多いんですよね。世界を見ていて、志高い(これは主観ですけどね)そしてそれを見せつけず逆に有名でない方が多い。いいも悪いもそんな人たちが集まる職人集団、熱狂集団、不器用な集団(私がそう思っているだけ?)のBBTが大好きです。私もその一員になれたことを誇らしく思います。

同時に自由が好きだ、こんな自由が大事だということをよく考えていますが、私にとってはそれに確固たる自信と実力により担保された”独立”というのがあって初めて自分の気持ちが成り立つのだなと思いました。自由独立、freeindependent、この言葉は自分のキーメッセージとしてことあるごとに記載していこうと思いました。

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