あまりにも有名な一冊。ただ、聞くということを意識して、それを実践できている人がどれだけいるのだろうか。シンプルにして王道の成功原則。ストレングスファインダーポジティブの特質を理解して、また人の情報をどんどん得たい収集心、人と話すことを心から愛して楽しむ社交性、それらとリンクしているため行動によりよく活かそう。

ちなみに、私は人の名前を覚えるのが得意だ。名前を人から聞いたときに、漢字でどのように書くのですか?と聞く。漢字で頭に埋め込んでいくようにしている。また人と話すときに意識的に◎◎さんは?どう思うんですかと言葉を発することで覚えるようにしている、また話す内容も大事だが、名前を覚えることを非常に重視しているので、例えば4人くらいの新しい方と話しているときは、話を聞いている中で何度もその4人の名前を頭の中で繰り返す。その意味で、得意なのかもしれないが、とても重視している。

以下レバレッジメモ

偉大な心理学者ハンス・セリエはこういう。
「われわれは他人からの賞賛を強く望んでいる。そして、それと同じ強さで他人からの非難を恐れる。」
リンカーンの書簡に「人間はだれしもお世辞を好む」と書いたのがある。すぐれた心理学者ウィリアム・ジェームズは、「人間の持つ性情のうちでもっとも強いものは、他人に認められることを渇望する気持である」という。ここでジェームズが、希望とか要望とか待望とかいう、なまぬるい言葉を使わず、あえて「渇望する」と言っていることに注意されたい。これこそ人間の心をたえずゆさぶっている焼けつくような渇きである。他人のこのような心の渇きを正しく満たしてやれる人は極めてまれだが、それができる人にしてはじめて他人の心を自己の手中におされることができるのである。葬儀屋といえども、そういう人が死ねば心から悲しむだろう。


「つめたい会社をあたたかくするには、ひとつの方法がある。人の名前を覚えることだ。重役たちのなかには名前が覚えられないという人もいるが、つまりは重要な仕事が覚えられない、すなわち仕事の基礎ができていないことを告白しているのだ」 名前は、当人にとって、もっとも快い、もっともたいせつなひびきを持つことばであることを忘れない

ニコラス・バトラー博士はこういっている-「自分のことだけしか考えない人間は教養のない人間である。たとえどれほど教育を受けても、教養がみにつかない人間である」話し上手になりたければ聞き上手になることだ。興味を持たせるためには、まず、こちらが興味を持たねばならない。

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