何事も継続できると何かできますよね。というのを体現している本を昔読んだ。ベストセラーだった。継続するのは1日30分、短くね?と思ったけど、できた覚えがない、最初のハードルは低く、継続する。昔からある言葉って、真理に近いものが多い、継続は力なり、石の上にも3年とかよく言ったりもするし。

 

改めてメモを見返すと5年先、10年先を見据えた自己投資という考え方はとても刺さる。改めて見ると英語勉強に関することに重きを置いた本なのですね。当時は英語の勉強をあまり考えていなかったので気づきませんでした。本のメモの読み返しでも気づきがあります。まずは1日30分を続けます。

著名な本。一日30分をやっている人は少ない。著者の愚直な考え方が好き。

以下レバレッジメモ

勝つための勉強戦略とは
つまり、教材・サービスの質2割、勉強量8割で成果が決まると考えて間違いありません。要は、勉強で成果を出したければ、勉強量が教材・サービスの質よりも4倍も重要なウェイトを占めるのです。しかし、多くの学習者が、「少ない勉強量でいかに成果を出すか」と常に考え、この間違った方法を実行しようとしています。だから、望む結果が出ないのです。私は、勉強量を増やすことが、勉強の成果を一番大きく作用する要素であることを知っています。これを増やさずして、勉強の成果は絶対に上がらないのです。それなのに、世の中には「楽して、簡単に」という勉強メソッドが、特に英語学習の分野で氾濫しています。ちまたの英会話学校に通った方も多いでしょう。しかし、そのほとんどの方が英会話を習得できません。なぜなら、勉強量が圧倒的に足りないからです。あなたは自分の勉強量8割の重要性を無視して、「いい教材・サービスはないか?」ということばかりに注意を払っていませんか?

なぜ、自己投資が必要か?

大学卒業後に就職するときには、大学での成績や研究成果が重要な選考のポイントになります。就職後、社内で別部署への異動を希望する場合や社費で海外留学を希望する場合、または転職をする場合は、それまでの営業成績など強くアピールできる実績が重要です。ここに共通点があるのが、お分かりですか?それは、私たちは数年前の過去の蓄積で、現在の収入を得ているということです。大学での成績・研究成果という過去の蓄積で就職先を得て、仕事での実績という過去の蓄積で新しいポジションを得たり、年収アップしています。すなわち、今、自己投資をしなければ、5年先、10年先にあなたがある程度の収入を確保できる保証はないということです。現在、あたらしい知識を蓄積することが、5年先、10年先に初めて自己投資のリターンとしてあらわれるからです。

たとえば、現在私が英語関係で収入を得られているのは1995年から7年間にわたって真剣に英語を勉強したからです。その他にもいろいろなセミナーを開けるのは、アメリカ留学の自己投資を今リターンとして回収しているのにすぎないのです。私はこれを知っているから、今日も自己投資を続けます、5年先、10年先を見据えて。

会社で残業時間帯を使って勉強することに抵抗がある方は、喫茶店を利用することをお勧めします。300円程度の投資で、机、いす、照明が確保できます。そして30分から1時間程度集中して勉強するのです。「毎日300円の出費。1カ月で約6000円は高いな」と感じるかもしれません。しかし、一般のビジネスパーソンが自分の書斎を確保することは難しいでしょう。さらに、書斎が確保できても子供がうるさくて勉強できなければ、書斎は存在しないのと同じことです。ですから、喫茶店で飲み物代を払うのは、時間と場所を確保する代金と考えてください。「毎月5000円程度の出費で、自宅外に移動書斎が持てる」と考えてはどうでしょうか。こうやって自宅や会社以外でも、勉強時間を捻出します。早朝もしくは残業時間帯に1日に立った30分でいいので勉強を続けてみてください。繰り返しになりますが、大切なことは、習慣化してほぼ毎日続けるということです。仮に1日30分勉強したとします。週5日を年間52週続けると、年間で130時間、1日1時間の勉強だと年間で260時間勉強することになります。年間130時間の勉強時間は、1日8時間の勉強を16日以上、年間260時間の勉強時間は1か月以上勉強しつづけることに匹敵します。でも、もとをたどれば1日にたった30分~1時間の勉強です。工夫すれば、業務時間での30分~1時間の勉強時間捻出は可能なはずです。

なぜ英語が習得できないのか?
勉強量が圧倒的に足りないからです。「マンツーマンの英会話スクールに1年間通っていましたが、英会話が上手になりませんでした」と私のところに相談に来る人が多いのです。でも、話をよく聞くとマンツーマンであろうと、ネイティブの講師であろうと、高額のスクールであろうと、上達しなかった理由は明らかです。それは、本人の英語の勉強量が圧倒的に足りないのが原因です。「そのスクールではどのくらいのペースで英会話を勉強したのですか?」と私がきくと、通常「週1回40分です」と答えます。「その英会話スクール以外に英会話の勉強はしましたか?」と聞くと、ほぼ全員「していません」と答えます。これくらいの勉強量で、英会話ができるようになると考えること自体が間違っています。なぜなら、英語の勉強をほとんどしていないわけですから。実際に計算してみましょう。週1回40分のペースで1年間(52週)勉強すると、どのくらい英語の勉強をしていると思いますか?答え:たった34時間。この程度の勉強量で英会話を上達させようとすること自体が、到底不可能な話だと思いませんか?失礼な言い方かもしれませんが、年間たった34時間程度のインプット量では勉強とは呼べません。ただのお遊びです。私の数多い英語学習相談の経験から、「英語を勉強している」と自称する人たちの約8割は、お遊び英語学習者です。本気で英語の勉強をしているのではなく、1つのファッショとして英語に触れています。1年~3年という比較的短期間に成果を出したければ最低年間750時間は勉強する必要があります。

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