(画像元:http://ecowatch.com/2014/04/24/10-reasons-consumers-buy-organic/)

「オーガニックって」いまやファッション

ある日、某化粧品会社の女優さんが華やかに舞うTVコマーシャルを見ていてふと思いました。「製品の成分と広告宣伝費ってどちらがコストかかるんだろう?」そこから独自に化粧品の成分について調べ始め、ラウリル硫酸ナトリウムのような石油系界面活性剤の存在を知り。なるべく自然に近い素材を求めて日用化粧品をオーガニックに。

その内、化粧品だけオーガニックにしても意味ない気がする。結局1番大事なのって身体の中に入るものよね。と思いつきその頃出会った河名秀朗さんの著書「ほんとの野菜は緑が薄い」を読んで感銘を受け、彼の会社ナチュラル・ハーモニーの野菜宅配サービスを利用し始める。セミナーに参加し1年間かけて、農薬も肥料も使わない自然栽培って何ぞや?経皮毒はどのくらい内臓にダメージを与える?環境ホルモンが内分泌をかく乱→うつ病急増?日本の農家は大量にびしゃびしゃに農薬使ってる?インフルエンザワクチン簡単に打つと人体への影響怖いよ?などなど、香ばしくエッジの効いた勉強をみっちり積んで娑婆に戻ってきたら、怖くて何も食べられなくなった。

大量にホルモン剤を打たれて育つ家畜。これまた餌にホルモン剤を混ぜて短期間で太らされる魚。24時間煌々と明るい厩舎で間断なく卵を産まされる鶏。農薬は洗ったら取れると思ったら大間違い。今の農薬は水と一緒に吸収させているのでどれだけ念入りに洗っても意味はない。化粧品で「オーガニック」と銘打つものでも、裏の成分表を読むとケミカルだらけの商品が多いこと。この世で信じられるものが少なすぎる。。。

でも追求しすぎると、どうも不自然

髪のカラーリングもパーマもケミカル利用でNG。ネイルも成分全てケミカルで論外。メイクもCHANELやDiorのシャドウやリップには石油系成分が入っていて。洋服も原料栽培時に使った残留農薬が皮膚から入って。。結果、すっぴんでゆったりしたオーガニックコットンのきなりの服しか着れない。これって超健康だけど女としての楽しさ半減?

そもそもわたしは大の肉食。外食どこ行く?って言われると小学生の頃も30代に突入してからも飽きずもたれず「焼肉!!」と答える肉野郎。なのでしばらく肉抜き生活するとどうにもパワーが出ず。油も足りてない感じ。商社に勤めてると夜の飲みも多いので食材選びに限界もあり。

電磁波の影響を減らすためにブレーカーごと落として寝たら、冷凍庫の食材全部溶けたし。

映画見ながらプリングルス食べてだらだらするの、大好きなんだけど。。。

一周回って、知識はあるけど食べたいときに食べたいものを

という訳で、知識は多分にあり、心の師である河名さんを心からリスペクトしていますが、基本食べたい時に肉も魚も食べ。メイクもネイルもするし。コットンじゃない下着もつける。

野菜と調味料と卵はほぼ完全オーガニック。大ピンチの時以外薬飲まない病院は行かない。乳製品は嗜好品として時々取り入れ毎日は続けない。基礎化粧品と洗剤はオーガニック。寝るときにケータイを近くに置かない。電子レンジは必要以上に使わない。

そんな感じで落ち着きました。これからも緩やかに変化していくと思うけど、自然と調和しながら生きていく。これは人生通しての課題になる予感。

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