エニアグラムタイプ7のついて本の内容を転記して自分にインプット、そもそもタイプ7ってという人に伝えるために作成・記載。

いやー、見れば見るほど元の資質がタイプ7で囚われも・改善点も見えすぎて逆に青ざめるというのが個人的感想・・タイプ7の基本資質とかいい部分はとりあえず転記控えて(資質のいい部分楽しい部分にフォーカスしたりそれに自信を持ちすぎるというのがそもそものタイプ7,森場にいい面も与えているが悪い面も与えているいうのもありますので。)

囚われ、改善点を自分のためにリマインドのためにメインで転記。こうすることで、自分自身に大きな気づき、変化があると2023年確信してます。(意識して新年早々気持ちも楽になり、またいろんな行動が変わっています)
今後妻のアドバイスによりパートナーとなる方には伝えるために当該ページとエピソードを印刷して渡そうかなと思ってきました。

そもそもエニアグラムって?って人は別途ググってみてください。自分のタイプを知りたい、テストしたい方はこちらこちらでまたはこちらの中でお好みのもので

一覧の図で見るとこんな感じ

参考にした本:9つの性格で見つかる本当の自分と最良の人間関係 著:鈴木秀子

タイプ7の基本:楽しさを求め計画する人

万事に楽観主義的で陽気な雰囲気を持ち、自分の周辺に楽しみを見出す能力にたけている。周囲にたくさんの好きな人間を持ち、自分も魅力的であろうとする。また常に楽しい計画を立て、アイデアを創出しようとし、好奇心が強く想像力に富んでいる。『とても楽しい』『愉快でたまらない』『計画がいっぱいある』ということで満足感を得る。

タイプ7の基本の囚われ

タイプ7には、人生は楽しいものでなければならないと信じ、苦しいこと、辛いことを避けようとする『囚われ』がある。常に楽しさの可能性を確保するために、多くの計画を立てるが、それを最後まで実行するのは苦手だ、楽観的なナルシストで、自分を評価してくれる人間だけを好み、最高のものだけをつまみ食いしたいと思っている。過去の失敗を振り返らず、未来の楽しいことに視線が向いているため、自分の負の部分を見つめようとせず、過去や現在から教訓を得ることができない。楽しさを後回しにして、困難に立ち向かうことが、タイプ7には非常に難しい。

タイプ7の概要、表現する形容トピック

★楽しさを見出す才能と苦しみを避ける『囚われ』

創造性への熱意と進取の気性を備えたタイプ7は、職場においてアイデアマンやネットワーカーとして活躍する。彼らには、物事すべての肯定的な面に目を向けようとする姿勢があるので、新たなプランを提示して、周囲の意欲を高め、良いムードを醸し出しながら仕事をスタートすることができる。

またタイプ7は、人生の中に多くの楽しみを発見する能力を持っている。彼らは、苦悩の最中にあっても、明るい面を見ることができる。いつも楽しさや面白さを追い求め、楽しささえ感じられれば、何の見返りがなくても物事に情熱を傾けることができる。精神状態さえよければ、出会う人はだれでも好きになり、誰をも幸福にしたいと思う傾向がある。

また論理性にもたけ、一つの法則から新しい概念を構築したり、対立する概念の共通点を見出したりする能力がある。しばしば彼らは、この論理性を活用して独創的なアイデアを生み出すのだ。

しかしこうしたタイプ7の長所は、苦しみを避け、面白いことだけをしていたいという『囚われ』の産物とも言える

★多くの計画を抱え込み、苦しさから逃避する

タイプ7は仕事でも私生活でも多くの楽しい計画を持っている。そして多くの計画を同時進行することを好み、一つのことに専念することを嫌う。その第一の理由は一つのことに専念した場合、それから興味を失うと楽しみがなくなるからだ。タイプ7にとって自分の周辺に楽しいことがなくなる状態を万が一にも作りたくないのだ。多くの楽しさを確保しておけば、失敗を恐れて、立ち止まる必要性などないと彼らは考える。一つの経験をじっくり味わい、満足してしまうより、最高のものを少しずつかじり続けたいと願っているわけだ。

そして第2の理由は、一つのことに意識を集中することで自分の能力のなさを知ってしまう危険性を避けたいと考えている。タイプ7は強烈なナルシストで自分の優秀さを確信している。だから優秀でない自分は知りたくない。多くのものをつまみ食いしているうちは、能力のなさを思い知らされることはないが、一つのことに専念すれば、ひどい挫折感を味わうこともありえるのだ。

そうしたつまみ食いの対象は一見バラバラに見えるが、タイプ7自身にとっては、それらは互いに連関性を持っている。楽しいことをたくさん掛け持ちしていれば、エネルギーが枯渇することはまれだが、あまりに多くのことに首を突っ込みすぎてへとへとに疲れてしまう経験もタイプ7はしている。

毎日は可能性に満ちているから、彼らは、落ち込みとは無縁だ。大切なのはいつも張りのある気分でいること、そして疲れたり、強制を感じたり、退屈したりする間に別のことを始めることだ。タイプ7は3つ4つの仕事を掛け持ちするのを好み、楽しければいつまででも仕事をしていられる。彼らは自分の周囲の魅力的なものはみな抱え込み、豊富な選択肢を用意する。タイプ7にとって何かにずっと打ち込むことは無限の将来性を閉じる恐ろしい選択肢なのだ。

しかもタイプ7が求めているのは過度の刺激だ。彼らは興奮することへの飢えを感じ、冒険や知的刺激を好む。この性質は、タイプ7の知的興味やクリエイティブな探求心の原動力だが、強い刺激を求めること自体の主な目的は”苦しさからの逃避”である。彼らは、楽しいことに触れることで辛さから逃避できるのだ。これは多くの場合、長所ととらえられるが、簡単に逃避できることは、辛さや苦悩から多くのことを学ぶことができないということを意味している。

★他者の感情を顧みず、すてきな自分を追求する

またタイプ7には薄情なところがある。ある人間と一緒にいても彼らの関心はその人間ではなく”自分と過ごす楽しい時間”にある。彼らにとって好ましいのは、多くの人と楽しみを分かち合うことであり、一人の人間と深くかかわることではない。しかし楽しい時間を過ごしたいというタイプ7の熱意を相手は自分への特別な感情だと考える。相手に過度の期待を刺せてしまうのだ。そこでタイプ7は”移り気””うそつき”といったレッテルを貼られやすい。

彼らは非常にエネルギッシュで、いつも競争に参加して勝ちたいと考えている。タイプ7には比較癖があり『私は何番目にいるのだろう』と常に自問自答している。この比較癖は彼らの向上心の源泉でもあり、客観視の能力を高めている。しかしその答えは『一番目』になりがちである。

ただしタイプ7が競争したいと思うのはあくまでも楽しい事柄だ。また勝って権力を持ちたいとは思わない。ただ周囲から”すてきな人”と思われたいのだ。逆に責任のある立場になることで、生活の中で味合うべきたくさんの楽しいことを犠牲にしたくはない。昇進によって時間が拘束されたり、多くの人との対立を余儀なくされる危険性を感じると、かられの上昇志向は急激に減退する。

★強烈な自己愛と楽観主義

またナルシストのタイプ7は”自分は全能である”と思いたがっている。『この道30年』といったプロフェッショナリティより『仕事も、友人との交際も、料理も作ることも、絵も描くことができる。私にはなんだってできる』とオールマイティさを誇りたいのだ。彼らは”人々はそれぞれ一つずつしか独創的な能力を持っていないが、私はすべてを手に入れるだろう”と信じている。しかもそのために苦行をする必要はない。自分の未来には、多くの可能性が開けているのだから、全力投球する必要はないのだ。

こうした大いなる自信を確かなものにするために、タイプ7は自分の価値を評価してくれる人間を求めている。そして自分の素晴らしさが理解されない場合、彼らは拒絶されたのは自分のせいではないと自己正当化する。たとえ悪いことがあっても他に楽しみはたくさんあるから一つの悪い結果は大したことではないと考えるのだ。その背景には強烈な楽観主義がある。彼らの子供時代は楽しい思い出に満たされている。よくない思い出には無意識に蓋をしているのだ。悲しいことや辛いことには、不自然なほどに目を向けようとしない。そうした意識の蓄積によって自分の人生は常にうまくいくものだと確信している。タイプ7は将来のいつか究極的な満足に到達するだろうと信じている。

こうした性向を持つタイプ7の周囲で嫌なことばかり怒ったりクレームばかりを浴びるとその姿勢は楽観主義や明るさとは無縁な方向に向かう。自分が嫌だと思うことをストレートに表現し、周囲を批判的に見るようになり、他者の問題点にばかり目が行くようになる。日常で頻繁に遭遇する小さな苦痛や批判を直視してこなかったタイプ7が逆境に押し込められるとそれを好転させるすべを見つけるのは難しい。

この楽観主義がもたらす積極思考はタイプ7の独創性の源泉であり、閉塞を打破する力を生む。しかし苦しみに対峙せず悪い結果を想定できないという点はタイプ7の最大の弱点でもあるのだ。

タイプ7改善、よりよくなるためののアクションイメージ

タイプ7は創造をめざし、悲しみや苦痛を受け入れる覚悟をすることで落とし穴に落ち込むことを防ぐことができる。そのために必要なのは、価値あるものを達成する決意だ。そして何かを達成するためには、必ず苦しみや悲しさと対決しなければならないことを知る。そうすればタイプ7の理想主義は地に足のついたものとなり、多くの業績をものにすることになる。

タイプ7のストレス時(悪い時)安定時(良い時)の状況

ストレス時=タイプ1(完全でありたい人)の否定的な面に向かう

・冷笑的で、何事によらず酷評するようになり、あらを探し、口うるさく言うことで他人を変えようとする

・自分自身も他の人たちも、批判的に裁くようになり、過ちを許すことができなくなる。黒か白かという観点で考え、真実は自分にあると確認する。

・自分を楽しませてくれなかったとして、他の人たちを責める

・ある着想や企画に対して強迫観念に取りつかれたようになる

・どんなことにも軽い癇癪を起こす

森場コメント⇒ありすぎるくらいあって唖然とする記載・・頭に入れよう

安定時=タイプ5(知識を得て観察する人)の肯定的な面に向かう

・物静かで、内向的で、客観的になる

・人の世の両極端、つまり善と悪、幸せと悲しみを受け入れるようになる

・真面目になり、周囲からもまじめに受け止めてもらえるようになる

・自分の恐れていることを直視し、それを受け入れるようになる

・現実に足を付け、安定して、着実に物事をこなしていく

タイプ7の改善アクションで特に念頭に置くこと

★多くの選択肢から一つだけ選び、それに打ち込む

落ち込みを恐れるタイプ7は、多くの楽しい計画を立てることにエネルギーを使う。この”計画好き”の狙いは、活力にあふれた計画をたくさん持つことで、辛さや落ち込みを感じる危険性を消そうとする現実逃避だ。彼らは(今後当てはまりすぎるので森場はと記載)、多くの計画やアイデアを持っていることを自分が努力していることの証だと考える。しかし努力とは、一つの活動に打ち込むことであり、楽しみを逃したくないために、いくつものプロジェクトを飛び回ることではない。タイプ7は、まず、多くの可能性の中から一つの可能性に欠け、それに打ち込むことを心掛けなければならない。難しい局面を迎えたり、非難されたりしても、それを成し遂げることの価値を認識することだ。タイプ7には、現在に生きる覚悟が必要だ。そして次に来るものが喜びであろうと悲しみであろうと、あるいは快感であろうと不快感であろうと、受け入れるのだ。

多くのタイプ7がユートピア幻想を持っている。自分の好きなもの、自分の安らぐものが、いつか統合され、完全なビジョンが、現実のものとなるという壮大なイメージだ。そこには、苦難も難問もない。すべてがスムーズに進み、刺激にあふれたユートピアだ。こうしたビジョンは、生きていくための支えとなり、エネルギー源となるが、同時に、現実をまじめに生き、一瞬一瞬の経験を受け止めることを妨げる。タイプ7はよいことだけを選択せず、悪いことにも接しなければならない。

ある意味でまじめさを備えたタイプ7は最強だ。物事を楽観的に考える能力、他社の良いところを見出す能力を生まれ持って備えているのだから、最後まで投げ出さず、地道な努力を続けることができれば、多くの素晴らしい成果を得られる。物事を過大評価せず、進化を適切に評価できれば、結果的に多くの魅力的な仕事を成就することができるようになる


★ やりかけたことには、責任をもって最後までやりとげる

実生活上の心構えとしては、買った本を読みかけにしたり、やりかけの仕事をほったらかしにしたりしないことが重要だ。また新しいテクニックや機器、システムに安易に飛びつく傾向を悪い傾向として自覚するべきだ。

タイプ7は豊富なアイデアを提案する能力を持っている。他人と会話しているときでも、アイデアを模索する姿勢は、新しい価値の創造という点で貴重な貢献を期待できる。しかし、このタイプ7の調書の背景には、責任感覚の欠如という欠点が隠れている。どんなにたくさんのアイデアを出しても、仕事を背負い込む危険性をタイプ7は感じていない。そのアイデアが採用されて、プロジェクトがスタートしても、それが成功するか否かに大きな関心は払わない。様々な計画を立てても、それをすべて計画通りに実行せねばならないという観念はない。森場の成功のキーワードは”責任”である。タイプ7はほんとうの責任とは何かを考えなくてはならない。そして何かの責任を与えられたとき、あなたが感じる重さより、実際の責任は、はるかに重いことを知る必要がある。この点の認識がないと、無責任な人間という印象を与えてしまうのだ。

また自分のアイデアに自信があり、他社を引き付ける魅力を持ち、明るく積極的な雰囲気を作ることのできるタイプ7はきわめつけのナルシストだ。この『囚われ』が強くなると、森場は自分が特別扱いされるのは当然のことと考える。

さらには自分の状況は常に好ましいものであるべきだという思い込みがあるので、悩みが発生しても他社の助けを必要としないと考える傾向がある。ただし、森場はけっして悩みに無自覚なわけではない。悩みの存在を認知しても、それについて頭で考え、頭で処理しようとする。これは本当の悩みと向き合わないための思考中枢の人特有の”早すぎる発散”の癖だ。


★ 絶望や老いなど人生の負の要素とも向き合う

そしてタイプ7は『助けを必要とする人間は、欠陥のある人間だ』と考える。これは、ときとして周囲に傲慢な印象を与える。”私は大切にされて当然だし、周囲の助けも必要としない完全無欠な人間だ”という感覚を持つときは、ナルシストの『囚われ』の強さを認識し、平凡な存在としての自分を自覚する必要がある。

この傷つくことを拒絶するナルシストが、打ちひしがれるのは、自分の理想増と現実の自分のギャップが無視できないほど大きい時だ。単調で障害の多い仕事をやり遂げなくてはならないのに、それができないといった場合にタイプ7は特にもろい。悩みと向き合うことに慣れていないタイプ7は、こうした敗北を認めざるを得ない状況に追いやられると”これで人生は完全にダメになった”という極端な絶望を感じる。森場には、体制への軽い反発があるので、すねて、ビジネスマンとしての立場を放棄しかねない。

ナルシストのもう一つの問題点は,若さへの執着だ。いつまでも若々しく、美しくありたいという願望は、誰にでもあるが、タイプ7はその願望がころに強い。タイプ7が永遠のピーターパンと呼びれるゆえんだ。森場は年齢を重ねることを拒絶するため、経験の深さがもたらす成長が阻害されてしまうのだ。特に40代以降の『中年の危機』においては、老いを受け入れざるを得なくなるが、これはタイプ7にとって喪失感以外の何物でもない。人間にとって加齢は宿命である以上に、人間的な魅力を高めるための貴重なチャンスであることをタイプ7は認識しなくてはならない。

人生の負の要素に立ち向かうことができるようになったタイプ7は、きわめて魅力的だ。天性のアイデアマンであり、ムードメーカーであるタイプ7が、責任感や持久力、包容力などを身につければ、多くの魅力的な仕事をこなし、周囲からも慕われる企業人となるはずだ。

タイプ7とのコミュニケーション・注意点(取り扱い説明書)

★タイプ7の同僚・部下との付き合い方

タイプ7は、自分の上にも下にも人がいない状況を好む。森場は巧みに権力者の支配を均一化しようとする。仕事に関して、自分の職務の責任しか負う気はなく、”私に指図しないでほしい”と思っている。森場は、自分の自由が奪われると猛烈に反発する。罪のない程度に反体制というのが、タイプ7のスタンスなのだ。

タイプ7は、会社での立ち回りがうまく、要領も良い。自分は正しく、魅力があると考えているために、他社を自分の視点に招き入れようとする。権力者といえども脅威として把握することがないので、一見なめているようにも見える。人間関係には楽観的な森場は、権力者ともうまく話せば、よいポジションをとれると思っている。その典型的なアプローチは、明るさや愉快さという持ち味を活かして権力者に近づきこれを懐柔するというパターンだ。

タイプ7は、プロジェクトを楽しいと感じている限り、一生懸命働く。アイデアマンであるタイプ7はプロジェクトの初期段階に、クリエイティブなプランニングやイノベーション、そしてスタッフの士気を高めることに才能を発揮する。森場、ガイドラインを逸脱せず、好き勝手に改良を加えない限り、有能さは評価に値するものだ。

だが発案段階や計画段階を過ぎてしまったプロジェクトには熱意を失いやすい。プロジェクトが軌道に乗りかけると興味が徐々に薄れ、特に未知の可能性が消えるころには、苦痛する感じる。そして興味を持続させるために上司のルールを曲げ始めることもある。タイプ7は自分のアイデアと新しい概念を関連付けたり、矛盾点から新たな法則を見出したりすることに意欲的で、非凡な才能を発揮する。そこで適職は、新しいアイデアの提案・リサーチ任務やネットワークづくり、されに広報的な仕事ということになる。一方、発展性の乏しいルーティーンワークを任せるのは得策ではない。

ナルシストであるタイプ7には理想化された自己イメージがあり、少し努力すればどのようなこともできるという自信がある。この自己イメージの理想化によって、実質的・実践的な道図時を描き、そのための努力を覚悟することが苦手だ。だから面白いが実現性が薄いアイデアにこだわったりする。森場にはアイデアさえあれば努力なしにでもよい仕事ができるといった思い込みがあるのだ。しかもそれを否定する人たちを発送の貧困な人間と見下す傾向もあるのでなかなか難しい。

ただし当然ながら、上司はアイデアの先になる実践の江南差を直視することをタイプ7に教えなければならない。その際は感情的に未熟であることを指摘するより、論理的に解説をした方がよい。思考中枢のタイプ7は論理的な開設には、比較的素直に納得する。ただし楽観主義とナルシシズムのタイプ7に苦痛と向き合うことを教えるのは至難の業だ。

そこで重要になるのは、決して否定からはいらない工夫だ。タイプ7は批判的な上司の話を耳に入れようとしない。彼らのアイデアをまず肯定し、新たなテーマを与えるのだ。非現実的なアイデアは多くの場合日の目を見ないが、万が一、実現への道筋が発見されれば、それこそ名案ということになる。ただし一つのプランを完成させるまできちんと責任を待っというすることを条件にすべきであろう。

タイプ7は知的でクリエイティブな作業に無上の楽しみを感じる。物事の良い面を見ることも、苦痛を避ける『囚われ』であると同時に、他のタイプにではまねのできないタイプ7の才能だ。こうしたエネルギーは、閉塞感を打破するためにときとして、非凡な解決策を生み出す。傲慢さや一人よがり、胆力のなさを上手に矯正していくなら、ムードメーカーとしての才とともに、企業の発展に貢献する人材になるはずだ

★タイプ7の上司との付き合い方

タイプ7は愉快で明るい性格で話がうまく、物事を疑わない。往々にして仕事も幅広くこなすので職場での人気も高い。またタイプ7の上司は、部下の監督業務、とりわけ直接の指示や執行にはタッチしたくないと思っている。そして全員が同等の参加者という位置関係を実現しようとする。

このタイプ7の幅広い能力と平等感覚は、部下にとっても好ましいものだが、タイプ7のガイドラインは大まかすぎて具体性に欠け、リーダーシップの方向性があいまいになるきらいがある。森場は、思いつきレベルの計画を次々と発案する傾向がある。また物事の良い面を見ようとするから、部下の発案にも肯定的な返事をしやすい。しかしこれはすべて真に受けると周囲は振り回される羽目になる。タイプ7の女子のもとで生産性を高めるには具体性という観点でプランを吟味するマインドを部下が持たねばならない。森場をサポートするには、その理想主義の粗さを埋めるち密さが必要となる。部下には地道に努力をし、プランを一歩一歩実現させていく縁の下の力持ちになる自覚が求められるのだ。

ただしキャリアを積み、人の上に立つ立場としての責任を意識強いてるタイプ7の上司は義務と責任を果たすことの重要性はよく理化している。森場にとって自由を制限されることは相変わらず苦痛だが、その制限は部下とともに分かち合う明るい未来への一歩であり、一時的な苦痛と考えるのだ。

さらにタイプ7は壁を壁と受け止めず、困難は必ず愛唱されるという究極の楽観主義者だ。森場のグループで士気や意欲が低下することは少ない。こうした上司が上にいることは、部下としては非常に好ましい。外見的にも発想や思考の点でいつまでも若さを保とうとする姿勢からは年下でも学ぶべき点が多い。

そうしたタイプ7の上司とうまくやっていくには、まず幅広い知識を持つことが望ましい。そして楽しい会話の相手ができれば、タイプ7は敬愛の念を抱く。こうした理知的で楽しい会話はタイプ7にとって仕事上の有能さと同等かそれ以上に重要な価値を持つのだ。

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