健康法がいろいろありすぎる、ってことで人によって違うのかとDeNA検査が気になる

DeNA,Yahoo,ファンケル、らでぃっしゅぼーや、三井物産も参入してくるらしい

参考記事。確かに30代から40代で3万くらいだったらやってみたいよね。値段感はいい

30~40代の男性が購入層の中心

たとえばディー・エヌ・エー(DeNA)子会社のDeNAライフサイエンスの「マイコード」には三つの価格帯があるが、9割以上の顧客が最も高い2万9800円の商品を選択している。購入層の中心は30~40代の男性だ。

2014年はIT企業など一見畑違いの分野から参入が相次いだ。1月にジーンクエスト、8月にDeNA、11月にファンケルとヤフーが、個人向け遺伝子検査ビジネスに乗り出した。

遺伝子検査ブームの火付け役となったといわれるDeNAは、自社でラボを構えて解析を行っている。今後は管理栄養士による50分間5800円のカウンセリングなど、有料サービスを充実させていく予定だ。

ファンケルは中高年対象の予防医療事業「グッドエイジングプログラム」の中で遺伝子検査を行う。検査結果に基づき、同社の「健康カウンセラー」が生活習慣病予防のサプリメントを提案する。サプリの価格は30日分で1万円前後。2015年3月までに全国で150回以上セミナーを開き、潜在顧客への浸透を狙う。

ヤフーは遺伝子検査を軸とする健康管理サービス「ヘルスデータラボ」を展開。2015年にもスマートフォンアプリを投入し、遺伝子情報と活動量などのデータを組み合わせて生活改善アドバイスが見られるサービスを始める。

参照

 

高城剛の未来予測の影響もあり要チェック

 

もともとはグーグルがやってたんだよね、どこよりも早く。当時興味があったんだけどアメリカでしかできなくてできないままサービス終了。今は日本でもできるから気になる。

あと、西洋医学だけでなく東洋医学にはもちろん注目してるんだけど、彼が言うハイブリッドな状態、すなわちどちらかに寄りすぎるのではなく両方理解したうえで使いこなすという考え方はとても重要だと思う、DNA検査などはその典型

 

高城剛と考える21世紀、10の転換点

<健康>

理解してほしいのは、検査で得られたDNA情報は、基本的不変だということである。つまり、砂糖を取ると一般の人より太りやすく、糖尿病にかかるリスクが高いという結果が出た場合、いまからどれだけ努力をしたところで、DNAが生み出したあなたの体質は絶対に変わることはない。この意味で体質改善は嘘である。しかし、自分自身の体質を理解できれば、健康維持においてこの上ない利益となる。糖尿病になるリスクが人より高いから人一倍気を使うべきことを、絶対の事実として理解して行動に移せるからである。

特定個人のDNA情報を解析するのに2000年代では何か月もかかってしまっていたため費用は莫大で、難病患者や一部の富裕層しか受けることができなかった。しかし、税世代シーケンサーと呼ばれる高性能マシンが登場したことで、DNAの解析スピードは大幅に向上し、一人分を一日で解析できるようになった。これによってDNA検査は活動領域を拡大し、民間企業も次々と参入。健康情報を含むトータルな検査から、ダイエットや美容、薄毛、アルコールといった特定分野だけを検査するものまで、一般向けサービスが拡大している。

民間向けDNA検査で先頭を切っているのが、あのグーグル創業者のセルゲイが出資しているアメリカの23アンドミー社だ。アメリカ国内において、およそ2万円の安さでDNA検査サービスを展開して話題となり。2013年12月の時点で50万人もが利用した。代理店を通じ、日本をはじめ世界各国からも応募が集まったという。ただ、民間企業が医者にしか認められていない医療診断を下しているのではないか?という懸念からアメリカ国内の¥商品を管理・監督するFDAが販売停止命令を2013年11月に出し、2014年1月時点でサービス停止に陥ってしまっているが、こうした民間向けDNA検査サービスの流れが後退することは世の中の流れからいってもないであろう。これは法整備の問題にしかすぎず、DNA検査によって自分自身のことがわかるという利益が一度世に放たれたいま、それを国が覆い隠すことはできないからである。

東西医学をバランスよく取り入れる

現在、先進国が提供する保険システムおよび西洋医学は、行き詰まりを見せている。だからこそ、早めに個々で次の手を打たなくてはならない、また、気候変動も含めた自然環境の変化が激しくなるこれからの時代、それまで聞いたことがない現代病もたくさん増えてくることであろう。病気になってから診療にあたる西洋医学は、きわめて対処療法的であり、根本的解決を目指すものではないと理解すべきである。健康維持という観点からは、ますます頼りにすることはできない。そうであるからといって西洋医学を全否定し、東洋医学だけを信じるのが良いわけではない。前述したDNA検査のように、最新科学を駆使した西洋医学であるからこそ得られる成果も多く、活用するところは活用していくべきである。

最近、僕は東西医学という言葉を使っている。DNA検査や人間ドックのような西洋医学と、アーユルウ”ェーダや鍼のような東洋医学の両方をバランスよく取り入れ、自分総合医療を確立することが大事であると考えている。今後は、東西をまたにかけたハイブリッドな医療へのアプローチと自己管理が誰にとっても必要な時代となるであろう。

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