なぜマインドフルネスについて考えるの?生産性をあげたいから、その1点

 

という考え方ですごしています。生産性を上げれば成果が短い時間で上がる、時間が増える、いろいろなことができる。幸せになる。心身健康であることが前提でとても楽しい人生が送れる、そう単純に思います。

WIREDの記事がわかりやすく記載されてたので共有、一部には少し意見があるのでコメント

「瞑想」にふけるシリコンヴァレー

東洋の伝統を取り入れているのはグーグルだけではない。カフェインを摂るより静かに瞑想するほうが生産性も創造性もぐっと増すというのが、シリコンヴァレーの常識だ。

単に仏教の「実践」を取り入れているわけではない。起業家やエンジニアたちは、仏教の数千年の教えを、成果主義、データ主義、無神論的シリコンヴァレーの文化に合わせてつくりかえようとしているのだ。前世のことは忘れ、あの世のことも気にしない。ここでは、瞑想は投資であり、見返りが求められる。

この考え方はすごいいい。スピリチュアル、漠然とした心の平穏、幸せでなく、投資として考えることが時代の流れであり、かつ全体としていい流れ、ただサードウェーブコーヒーの流れでもあったけど、バランスをとっているようで、早すぎる、がめつく生きすぎる、シリコンバレーの流れに心が疲れ、それに対処するための対処療法のようにも見える。ただ、その辺の感覚はシリコンバレーですごし、感じないとなんともいえない、シリコンバレーにはあんまり興味ないけど、ムーブメントを作ってくれる分にはいい。

「これまでの“東洋の神秘”は時代遅れ」とサンフランシスコで大きな影響力をもつ瞑想指導者ケネス・フォークは言う。「むしろこれは脳を鍛え、内なる化学反応を起こそうとするための瞑想なのです」

なんか、それっぽくいってるけど、要は東洋の歴史ある考え方を短期的に真似して、わかりやすく商業的にしているって感じ。訳の問題かもしれないけど、発言にリスペクトを感じないので寒い、東洋の神秘は東洋の人だからこそ理解できるし、新しく更新できる、そう自分は考えます。

 

ただ、最近アウトプットしたら気づきがあった。友人にマインドフルネスへの興味を話したら

「中国から仏教をもとにした禅が日本に伝わり、その禅をアメリカが日本から学び、アメリカ的解釈を加えたのがマインドフルネスでしょ?いま森場が仏教の国タイにいて、そのことに興味を持つのが非常におもしろい」

といわれました。

 

なるほどね、これからいろいろ学んでいくけど、禅はそもそも中国起源、マインドフルネスは?英語だからアメリカか、まー、いろんな工夫がされているのね。ZEN!みたいに、そのまま禅みたいなのもはやってるみたいだけど。全体の流れを見てみるのも面白いね。

 

ちなみに一番興味があって大きい点はここ

この関心の高まりを、国内のどこかで生まれては消えるスピリチュアルブームや、二ューエイジ運動にすぎないと片付けたくなるのはわかる。しかし無視できないのは、この伝道者たちが、わたしたちの生活に深く根付いたサーヴィスを提供する企業にいるということだ。実際、瞑想を取り入れている企業は、ニッチなアイデアから億単位のユーザーが熱狂するサーヴィスを生み出すのに長けている。

これなんだよね!

新しい価値を作り出す人たちが行っているし、行うべきだと考えること!

心の高まりと、仕事の生産性、成果、夢が連動する時代についに入ってきたということが革新的。

 

ちなみにこの表現はとても好き、「神経系統のセルフハック」。いいね。機械では代替できないこの感覚

神経系統のセルフハック

PCやインターネットの生みの親たちのなかには、かつてヒッピーのカウンターカルチャーに傾倒していた人も多い。東洋の宗教への興味は、現代のIT産業に組み込まれていると言っても過言ではない。

スティーブ・ジョブズはインドで導師を探すのに何カ月も費やしたし、禅僧に結婚式を挙げてもらった。ジョブズが米国における仏教徒の先駆けとなる以前にも、ジャック・コーンフィールドはハーヴァード・ビジネス・スクールで瞑想の普及に努めていた。

とはいえ、大概の人が「ヒッピーの戯言」と片付けてしまうようなものを現代シリコンヴァレーの住人が受け入れるはずはない。彼らにとって瞑想は、諸行無常を感じる機会ではなく、あくまで自己を磨き生産性を高めるためのツールなのだ。

「ヨガに興味がある人向けの情報は、ちまたにあふれかえっている。わたしは、自分と同じ無神論者や合理主義者の気難しいエンジニアたちに向けて語りかけたかったんだ」参照

DeNAも健康への取り組み、当たり前の考え方も見せ方次第

健康は、仕事のパフォーマンスをあげる前提条件ーー。そんな考えがビジネスパーソンの間に広がってきています。そして、健康であることで、パフォーマンスがあがるという認知が広がってきたため、社内の健康を推進する部門を立ち上げる企業も増えてきています DeNA記事

 

非常に共感。時代の流れが動いてる。

南場さんのこの正直な文は非常に人間っぽい、南場さんの話しているのを2011年に聞いたイメージはこんな感じ、退任前だった。まったく健康に気を使っていない印象だった。

私は会社に戻った2013年、やっぱり何か新しい事業を立ち上げたいと思っていた。それがヘルスケアだった。旦那が病気になった当初はパニックで何も考えられなかったけれど、当時は少し落ち着くと、「なんで病気にしちゃったのかな」とばかり考えていた。自分たちは健康に良いことを一つもしていなかった。それを激しく後悔したし、今でもそれについては苦しい思いがある。何か一つでもケアしていれば良かったのに、もうまったく。冗談でなく、1週間の合計睡眠時間が一桁なんていうときも多かったし、食事はすべて外食。運動もぜんぜんしなければ、お金に少々余裕ができたらいつだってタクシー移動だった。そんな生活をしていた末に旦那が病気になっちゃったわけで、「そりゃそうだよな」と。何かケアしていたなら、何か起きていたとしてもここまで悔しくなかったと思う。

そこからのストーリーは非常に印象的。人はやっぱり経験からしか学べない。

「そんな悔しい思いをする人を減らしたい」と。DeNA創業時に「ビッダーズ」というオークションサービスを立ち上げたときは、「この事業は、日本で一番乗りをすれば間違いなく大きな事業に成長するぞ」という成功を確信しての参入だった。でも、今回はそうしたビジネス上の理由より、どうしてもやりたいという思いが先にあった。「自分がやっておかなければいけないことだ」と、内から沸き起こる強い気持ちを初めて感じていた。もちろん私は事業家であって経営者だから、そこできちんと、事業として成功させなければいけない。ただ、最大のモチベーションは、「病気になる前にケアする社会をつくりたい」という個人的な強い思いだったと言える。 参照

 

うーん、いいね。瞑想からの流れ、マインドフルネス、そしてヘルスケア事業(予防医療)、興味あります。

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