大企業をやめて新しいステップを模索している妻を応援している中での気づき

 

妻はタイに来て約1年半。2014年9月に来タイして2014年10月末に子供を産みました。2015年末に1部上場の大手商社を退職して、いま新しいステップを検討しています。

 

そんな中での気づきを共有します。

 

やりたいことを仕事にしたい、それしかしたくない?

 

 

会社で勤めるか、独立するかっていうのは個人の選択肢。どっちでもいいんです。

 

仕事だけでいうとどんなことをしたいか、いくら稼ぎたいかというのが話の中でくるだけ。個人でやるとわりと時間が自由にできるからその点はいい点。  

 

やりたいことを仕事にするのはいいことです。じゃあ、いきなり、やりたいこと+独立+お金っていうのはありえるの?最初から。っていうのがひとつの疑問だったり  

 

 

大きい額、社会的意義を狙いすぎる傾向にあるという矛盾

 

  大企業の仕事って、規模がでかいんですよ。額がでかいんですよ。そして、なんてたって社会的インパクトと意義があるんですよ。  

 

それ以外の事業の人がないとはいいません。相対的に見てその事実があるんですよ。  

 

なので、自分で、特に自営業で始めるとしたら

「ちっちゃ、何だこの事業」

「これを私がやることに何の意味があるの?・・」

「儲からねー・・」

「社会的意義はどこにあるのさ」

 

  いや、ないし、無理でしょ。最初からは。どんな事業だってそうです

 

だけど、自分がやってきた仕事と比較してしまう。大企業だっていきなり大企業じゃないんです。歴史があるんです。ベンチャー企業だってそうなんです。そこに矛盾を抱えてしまう。

 

よって 自分が好きで夢中になる+規模があって稼げる+社会的意義がある という現実的には実現不可能な理想を求めてしまうことになる。。 と客観的に感じます。  

 

大企業から独立したいと言って何年も相談され、応援している友人も同じこと言ってます。  

 

「だから、なんのために?」  

 

「会社面倒くさいから、一人でやりたいから、時間欲しいから」とかの方がわかりやすいよ。わがままな方が  

 

「より好きなことをやりたい、より社会的意義のあることをやりたい」っていうのは簡単じゃない  

 

 

最初の座組みが決まらないとはじまらない、けど、やったこと・・ない?

 

あと、細かいことを考えすぎて、最初のステップが踏めないというのを感じます  

 

結局何かを売るんだから、作って、相手見つけて、売るとかなんですけどね。

 

誤解がないように言いますが、適当に初めて成功するとかじゃなくて、エイヤーのタイミングを決めないと、結局悩んでいるだけで始まらないよ。という意味なんです。そのくらい慎重でかつ進まない。  

 

聞いてみたら単純に”0からの企画、推進をやったことがない”からだそうです。 そりゃそうだ。それが大企業のいいところであり、ノウハウ、マニュアルってやつですから

(嫌味じゃないですよ、私も大企業にいたので)

 

ただ、私がそういうの得意なので手伝うことにしました。夫婦はバランスです。よくできてる。  

妻を応援することは最高に楽しい

 

 

という当たり前の気づきがあったり。応援することで夫婦全体の収入が上がるという金銭上の当たり前のメリットがありますよね。

 

仕事やる必要があるの?と言われたりもしますが、仕事はなんのためにするか?というのは私は明確に理由があります。

 

「誰かの役に立っているという充実感を感じることが出来るから」なんです

 

仕事を始めてから4年半でいったん止めて1年弱、旅をして、家でぶらぶらしていたときがありました、そのとき感じたことは

 

「あっ今日、おれが死んでも誰も困らないんだろうな。だって、おれいま何も仕事してないから、誰のやくにも立ってないもん。誰かに求められるような、役に立つことをして誰かに貢献したい」

それが私にとって仕事でした。

 

 

わかってたらニートすんなよ!って感じですが、社会人してニートになったから気づいたんです

 

 

あと、妻との関係ですが、人は自分を客観的に見えなかったり。

彼を知り己を知れば百戦して危うからずby孫子 みたいな。

 

私も営業経験が全くなかったため、妻からいろいろアドバイスを受けました。商社の営業まじすごい。ノウハウ、行動力含め、勉強させてもらいました。

 

 

大企業の人が独立してがんばれるステージはたくさんあると思います。実際リクルートからの独立組はよく会うんですが、まじすごい。むしろすごすぎて怖い。リクルート出身と商社出身の人が個人的に大好きで仕事したいなといつも思っています。

 

もっともっとそういう人増えて、会いたい、コラボしたいですね。

さー今日も目の前の人を応援。

 

 

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