小説を読む生活

12月半ばから1月半ばまでバンコクに滞在しています。現地に日本語の古本屋があるため小説を買って読んでます。今回家族での移動だったのですが、飛行機移動の際にいくつか小説を準備していったらいつもよりもかなり快適だったのでやはり飛行機には本だなと思っていました。

さて、小説といっても創作のものはいろいろあると思うのですが、ちょっと前までは新堂冬樹さんの小説をすべて読んでました。その前は百田尚樹さん、東野圭吾さんととってもベタというか超有名な方のものが面白いと思い夢中で読んでいました。書店を見ると思うのですが、大衆小説でなく純文学とか歴史小説とか学びにつながるようなものは無数に見当たります。本を読むことでなんでも学べるんだよなーと感じながらも、学ばなきゃという本を一冊無理に読むよりも、夢中になれる本を10冊読んだ方が幸せだなと思い(かつそれを読むことによるわかりやすい学びはないかもしれませんが、血肉にはなる)最近はそれを実践できています。(といってもあまり知識がないので学べると思っているのは太宰治とか三島由紀夫とかなのでよく読んでいる人からしたらそんなベタな・・と思うかもしれません)

要はこれは他とも関連するのですが他人軸、他人の評価した作品でなく自分の心が動くものを見て、感じていくことがしたいという感じですね。最近は桐野夏生さんという作家さんが好きでかたっぱしから著書を読んでいます。日本に帰ってから図書館で無作為にいろいろ借りてみて好きな作家さんを探す活動をしてみようと思います。楽しみ

そういえば、今日妻と話したのですが、2拠点生活をしていると日本に帰ってこれやりたいなとか、バンコクにはこれがないからやりたいよねと思うことが気づき、より感度、その喜びがあがるなという話になりました。日本にいるともちろんバンコクでやりたいことたくさん出てきます。勝手知ったる国が2つある状態での行動は、新しい発想と新鮮さと感動があります。そして両国で過ごすことへの感謝が出てきます。おおげさかもしれませんが、そのくらいの感情へのインパクトがあり楽しいですね。冬のバンコクあたたかくて最高です。

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