海外に住んで気づいたら5年目になりました。日常的・業務でに使う言語は、日本語・英語・タイ語。タイの人とビジネスの難しい話を議論するとき頼れるのはやはり英語になるので最近は英語についてよく考えることがあります。

元々英語を話す環境に学生時代もいなく、社会人時代もいませんでした。必要だとも思っていませんでした。海外で活躍したいとも思ってもいなかった(20代中盤から思い出したくらい)ので特段TOIECなどの勉強もしませんでした。ただ、大好きな大前研一さんの本を読んで警鐘を鳴らされて、かつ活躍している視点・姿を見て憧れてやらなきゃなくらいには思っていました。ただ、何をしていいのかもわからないし基本のバックボーンがあまりにない、興味もそこまであるわけではない(海外に行くことには興味はありましたが)という状態でしたので、一気に現地に飛び込んでやりながら学んでいる感じです。

 

最近、タイの上の方とようやく話す機会が増えてきたので(タイに慣れてきて交友関係が広がったということもありますが)英語かなと。もちろんタイ語も重要なんですが、タイの上位のビジネスマンは例外なく留学しており、英語を流暢に話すので下手なタイ語でコミュニケーションを取るよりも英語の方がディスカッションしやすいのです。

 

その中で、改めて大前さんの記事を再読アンド、検討。

常々、大前さんは”結果の出せる英語”が必要と言っていますが、英語?結果が出せるのと勉強するの何が違うの?

とピンときていなかったのですが、最近ピンときはじめてます。というのも現場に立つと全然違うんですよね。直接やりとりする場合、文化・言語が違う人とパートナーとして、対等に話す場合。

大前氏の言う「英語力」とは、海外旅行でタクシーやホテルなどでやりとりができる、という次元の英語力ではない。「ビジネスの現場で結果を出す」ことを目的とした英語力だ。

残念ながら、日本の大多数のビジネスパーソンは『英語を使ったコミュニケーションによって結果を出す』という訓練を、まったく受けてこなかったといっていいでしょう。その結果、『中途半端に英語ができる人』が海外に出て行って、失敗してしまうケースが実に多いのです」

大前氏は、現場の英語から学ぶべきものとして、「英語で話す時のニュアンス」を強調している。「英語は、YESとNOがはっきりした言語で、感情よりも論理を優先している言語だと思っている人が結構います。しかし実際は、英語はニュアンスの豊かな言語です。ニュアンスの伝わり方ひとつで、相手が自己防衛的になったり、協力をしてくれなかったり、反対に自分のために力を尽くしてくれたりするのです

例えば、目標未達について、単刀直入に理由を問いただす言い方をせずに、「私が原因を理解するのを手伝ってほしい」といった言い方をすれば、「実はこんなことがあるのだが……」と、原因について教えてくれる可能性が高くなる。英語のニュアンスを理解することは、ビジネスパーソンにとって必須と言っていいだろう。

ビジネスシーンで英語を口にする時は、「正しいかどうか」よりも「失礼でないか」を気にする方がずっと重要だということを、覚えておきたい

何事もやって見ないとわからないものです。私は先にやってあとで対応という勢いパターンですが、大前さんの問題意識と言っていることが海外、しかも5年目でようやくわかってきた気がします。そこからモチベーションと努力が生まれてきます。

と考える日々。要はモチベーションのための記載なんですけどね(気をぬくとサボってしまうので)、以上!

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