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中東の方々は美形。。。。

エジプト訪問が中東デビューでした。ここでもまた世界は平等ではないことを実感する羽目に。皆さん長袖と足元まであるワンピースのような民族衣装に包まれているので体型は分からずですが、顔面がとにかく美しい。。。産まれたての赤ちゃんのまつげが既にわたしの20倍増量で生えていて、なんだかもう顔の造形ではアジア人は勝てる気がしないと、また他の人種との出会いで凹む。しかし年齢が上がると髭の濃さが増しましたり肌が破竹の勢いで劣化するので(日差し強いし)若い頃の一瞬の美しさなんだという事が理解できるにつれ、華やかさはないが劣化が少なく華奢なアジア人の良さを誇れるようになった。最近はモデル界にも中東出身の方多いです。インスタであまりに美しいレバノン人モデルを見つけてフォローしてたけど、自撮りの角度が毎日同じで退屈に。美人もイケメン3日で飽きる。

やっぱりピラミッド最高!宗教美術も最高。そして食の親和性ゼロ

エジプトと言えばピラミッド。小さい頃世界7不思議の本で読んで以来、憧れの遺跡。そしてわたし自身仏教より神道の影響の方が強いのか、偶像崇拝が小さい頃からしっくりこない体質だったので、ムスリムの宗教美術は最高の目の保養。飽きもせずモスクに通う日々。モスクはわたしにとって、この世で最もテンションの上がる建物の内の1つ。

食べ物は基本、豆とひつじ肉とトマトから構成される何か。モロヘイヤは日常食。ケバブは美味しい。コシャリという炭水化物がたっぷり入ったお粥のようなものをよく食べた。スイーツはシロップか練乳にびしゃびしゃに浸されている。

カイロ→アスワン→ルクソール→ダハブ

・映画に出演した。ゲストハウスにチェックインするなり、韓国人2人組から「東洋人!待ってたの。どうせ暇でしょ?来て!」とそのままロケに直行。映画の内容はロビンウイリアムスの「ミセスダウト」のパロディで、フィリピン人のメイド候補役3人が欲しいとのこと。ちょっと国籍違うけど、まぁアジアひとくくりでそんなもんだよね。郊外のピラミッドが見える超絶豪華なお屋敷で撮影開始。面接に臨むメイドっていうチョイ役の割りに5時間程拘束され、ゲストハウス宿泊料に換算して10日分のバイト代を貰った。どこかでDVDになっていないか、死ぬまでに見てみたいものです

・旅行者男子は皆、ガラベーヤと呼ばれる真っ白のワンピースと頭に巻く布を必ず欲しくなり購入する

・滞在中に相当アラビア語を覚えた。いまタイで時折アラブ方面の人に話しかけられ喋ると、すっごく喜ばれて嬉しい

・デーツ(なつめやしの実)にハマり、毎日食べたら太った。その栄養価の高さからアラブの女性達は妊娠すると毎日数粒食べることを推奨されている。以降、会社のお土産で配られる際もほんの少量を食べるに留めていたが、妊娠して真っ先に中東担当の先輩に大量のデーツを買ってきてもらって心置きなく食べまくったことが妊婦期間最良の想い出。次の妊娠が楽しみ

・ピラミッドは、あなたが予想しているより大きい

・シャイと呼ばれる熱い紅茶にミントを入れて飲むのが最高に美味しかった

・壁画に夢中になり過ぎた。最もおススメの壁画はセンネフェルの墓

・いくつかのピラミッドは内部に入れる。最もおススメの探検は赤のピラミッド

・らくだは乗りづらく臭い

・ツタンカーメンのマスクで有名な考古学博物館は、広すぎて3日を要した。展示物に羊の皮で作った避妊具を見つけた時には、古代エジプト文明のレベルの高さに感激した。

・街で痴漢に会った。すぐに助けの声を上げると、警官が走って来て、駆けつけざまに痴漢をグーで殴り倒した。その後、衆人環視のもとボコボコに足蹴にされていた。日本の痴漢もこれくらいあからさまにやられて欲しいもんだと思った。

・ピラミッドは確かに偉大だ。様々な旅行者がひと目見たいと訪れる。でもそれにあぐらをかきすぎている強烈ぼったくり野郎が多すぎるのも事実。アジアで自分より体格の小さい人や裸で走り回る子供に同情してお金を多く払ったこともあるが、堂々たる体格のアラブ人には多めに払う気になれないのはわたしだけかな?

・エジプトで最後に会ったガイド。会うなり「わたしベリベリーぼったくるね」とウインクして来た。彼に騙された誰かの復讐で反対の日本語を覚えさせられたのだろう。返答に困っていると「みんな感想書いてくれたね」とノートを見せられた「こいつには絶対騙されるな!Thank you so much he is nice person」「セクハラしてくる最低男。I want to see you soon」など、言語の希少性を上手に利用しながら同郷の被害を少しでも防ごうとする先人達の必死の抵抗が表れており感謝した。

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