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知人者智、自知者明。
勝人者有力、自勝者強。
知足者富、強行者有志。
不失其所者久。 死而不亡者壽。

訳、解釈の仕方はそれぞれありますが、

知足者富 →「自分は何を持っているのかを知ることが真の豊かさである。」

という解釈の仕方に共感を覚えました

と同時に、外面のステータス、 自分が持っていないものを欲しがり、自分以外の何者かになろうとする。そうしたことによる欲、欠乏感は常に払しょくできません。

~「自分が持っているもの」に「真の豊かさ」が宿るとすると、自分の外に豊かさはないという風にも取れます。外的なステータスではなく、自分の内的に価値が宿る。そう思えば、「足りてない」という一言は自分の内面と向き合い切れていない現れなのかもしれません。

「自分は何を持っているのかを知ることが真の豊かさである。」とはとても勇気をもらえる言葉です。なぜなら、豊かさを感じられるかどうかの分岐点が「知る」にあるからです。この言葉は、「現状の自分に既に価値がある」という前提に立った言葉です。今持っていることを知りさえすれば豊かさを感じれるし、知らなければ感じないということ。

つまり、この言葉の本質は、「自分は今のままで既に価値がある」という事なのではないかと思います。今の命を授かっている自分という存在を自覚する。モノの豊かさや、対人関係にあるプライドや見栄を捨て、自分という存在に自分が魅力を見出す。そうすることで自分の中から豊かさが芽生えるのではないかと思います。~

→という記載をネット上で見て確かにと思いました

とても元気が出る言葉です、ともすれば足るを知るというのは欲張らないという反対語で解釈して言い聞かせようとしていました。でもそれは出てきます。大きな希望を持つこと野望を持つこととと欲張ることは似ているようにも感じます。そんなどちらがいい、反対だということでなく、足るを知るの自分のいまのままですでに価値があり、自分が何を持っていると認識することの大事さを考えます

参照:なぜ不足に悩むのか?「足るを知る」から学ぶ幸せな生き方とは

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