アジアで働く、勝負するということを改めて振り返って考える

昨日のタイの経営者との会合から興奮冷めやらぬ。妻とアジア人として、アジアで仕事することの意味について話したりして考えています。アジアの人とパートナーシップを組んで事業を行っていくことは、パートナーとしての対等なコミュニケーション含め、日本は本当に、本当に一部の超大企業、日本で言う大企業よりさらに大きな定義、三菱、三井、トヨタ以外は展開できていません。近いアジアですら。

ということは、この一緒に業務を行う、対等なパートナーシップを築きながら業務を行う。そして市場環境は成長しているアジア、というのは日本にとってはとても有益なことであり、かついまの課題(多くの人は課題と認識していないことなのかなと思います)

要は英語(現地の言葉を話せたら最高)を話し、相手の文化を理解し、日本との文化の差異を理解した上で話し、仲良くなった上で事業をする、しかも相手の市場なので教えてもらい、協力してもらいながらすすめるということなのでしょう。

 

とかく、日本人は、物がよくないと!実力がないと!と考えがちなところがありますが(自分もそうですが)

もちろん質、サービスなどは大事なのですが、もっと大事なのはマーケットが求めるものなんですよね。企業でも、人でも。その視点は足りてないし、もちろん知るためのアクション、努力も足りてないと思います。

 

アジア(日本を含め)、だけど日本人として日本以外の国で活躍したい。昨日改めてそのバリューと日本人としての志を固められる機会

日本がアドバンテージがあって、アジアというちかい風土、ヨーロッパ、アメリカも注目するこの市場、文化が近い日本のほうがチャンスはもちろんある。

そんな3月、チャンスしかない。

参考 大好きで世界中を回る高城剛の発言を参照してモチベーションを増大

高城未来研究所「Future Report」Vol.351

▽Q.1▼▽
高城さん、いつも楽しくメルマガを拝読しています。
ふと思ったのですが、中国が世界の覇者となったとき、我々アジア人のプレゼンスは高まるのでしょうか。
稚拙な質問で申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

【 A 】
中国が世界の覇者にならずとも、アジアで中間層が激増するため、今後30年の計でみれば、「アジア人のプレゼンスは高まる」のは間違いありませんが、日本人のプレゼンスは、相対的に低下すると思われます。
21世紀におけるプレゼンスとは、ほぼ市場規模とイコールですので、アジア全域のプレゼンスは確実に高まります。
一方、日本の市場規模は縮小しますので、プレゼンスが低下するのです。
かつては、資源を巡り武力による戦争が行われていましたが、21世紀は、経済戦争が主たる争いゆえ、市場規模がプレゼンスを大きく左右しますね。
20世紀が米国の世紀だったように、21世紀は、アジアの世紀になるでしょう。

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