子供って、母親と24時間一緒にいたいと本当に思っているのかな?

バンコクで出産し、そのまま1歳娘を育児中。さらに第二子妊娠中。まだ日本で子育てした経験がありません。今回の一時帰国は1ヶ月間子連れなので、日本で仕事と育児の両立をする場合、どうなるのか?将来の自分のためにも確認したくて注目しています。

以前自分のブログでも書きましたが。

ブログ「一時帰国が近づき母国に想いを馳せるの巻

親も近親者も身近にいない代わりに、第三者の手を借りることが当たり前の国・タイで育児をスタートしたわたしは、日本でもこの仕組みがもっと広まれば仕事と育児の両立はもっと簡単になるのに!!という想いで、経沢香保子さんの経営する株)カラーズのベビーシッター派遣サービス「キッズライン」をスタート当初から注目しています。

そして、少しでも同社に貢献したいという想いから、同社のキュレーションサイト「Up to you! – 育児をもっと楽しく、もっと新しく」でキュレーターを務めています。(キューレーター名は本名で、基本1週間に1本記事アップしています。興味あったら見てね)わたしが東京でサラリーマンを続けながら育児するとなると、きっと頻繁に御世話になっていたはず!と思うと他人事とは思えなくて。

一時帰国中に、株)カラーズを訪問しました

会社訪問時は、まさにベビーシッターさん達への説明会の真っ最中。理念を理解してもらい、研修を受ける。その後いくつかの家庭に派遣され、そこでOKが出ないと登録ベビーシッターにはなれない、という徹底した管理をされていて、信頼感がありました。

そして会社のスタッフは美女ばかり。キュレーションサイトの美女担当者との打ち合わせで、タイと日本の育児環境の違いが話題になりました。「いまだにベビーシッターを雇うことに罪悪感を覚えるママが沢山いる」という話。

これも他人事とは思えない感覚。バンコクに住む子育て中のママからも「夫がいい顔をしないのでシッターさん(orメイドさん)を利用できない」という声も聞くことがあります。利用したら利用したで「仕事もしてないのに子育ても人の手を借りて、じゃああなた一体何してるの?」と非難を受けることも。

「俺は稼ぐ性」「お前は産んで育てる性」

旦那さんの理解が↑↑こういう感じ↑↑という人も多数目にしますが、そもそもその考えで育児をスタートして、理想的なパートナーシップは築けるんだろうか?

女性が「結婚したら、一生働かずに旦那に食わせてもらおう♪」と思っている人には上記の役割分担、当てはまります。女性の社会進出が未成熟だったわたしの母の世代(現在50代以上)にも多くいます。でも働く意欲を持つ女性と、上記思考の男性が結婚して育児に直面した場合、様々な衝突が。

夫とわたしの個人的な感覚では「育児より仕事してる方がよっぽど楽」。自分の判断ミスで誰かが命を落とさないし、仕事相手が目の前で前触れなく吐いたり、泣いたり、感情を全力でぶつけてくることってそうない。仕事のペース配分は自分で決められるし、成果報酬もある。そして育児にはその全てがない。ちょっとオーバーだとは思うけど、友達が母の日に送ってくれた動画が、育児の何たるかを端的に表していると思います。

パートナーと良好な関係を保つためにも、時には育児をアウトソース

仕事を持つママは物理的にベビーシッターに頼らざるを得ない機会があると思うし、そこに罪悪感を抱く必要はない。仕事!さもなければ他の瞬間は全てママ!である必要がないと思う。1人の時間や夫婦2人の時間を捻出するために、いくらでもサービスを利用したら良いと思います。そして、そこにはパートナーの理解が必要不可欠だと思います。また、仕事を持たないママも、無理して1日24時間ママである必要はないと思う。

パートナーシップがうまく回っていないと、自分の心が安定しないから、それは育児にも影響する。そう思います。誰かが誰かのために犠牲を払うのではなくて、わたし、パートナー、子供、全員が幸せな家庭を目指したい。

Pocket