監査法人時代の海外子会社監査、
うまくいくときと、いかないときが、、あったな・・
photo by U.S. Government Accountability Office
クライアントと、韓国、台湾、ベトナム、タイにいったことがありました。
短期間での業務は、組織の内部統制の状況を見るため、
いまですと、上場会社はJ-SOXの業務の一環として実施する場合もありますね。
(全般統制か、重要度が高ければ個別内部統制のチェック)
監査法人の仕事としては2日~3日出張に同行して、
企業の内部管理体制、統制管理、すなわち内部統制の状況を責任者にヒアリングして、
問題点を発見してレポートする、そんな仕事でした
期間が短期間であることがから非常に集中した業務が求められます。
ただ、うまくいくときといかないときがあったな。。
と当時のケースを急に思い出したのでそのケース、および現在タイにいる自分の立場を振り返ってみました。
◆うまくいくとき
経営者が現地の会計、法律に精通している
日本の内部統制のお作法を理解している
経営者が現地語を操って、従業員の意図を理解して説明してくれる
or
現地のマネージャーの人が相当しっかり日本語を話すことが出来る
◆うまくいかないとき
上記の要件がすべて満たされていない時
なぜこんなことを思い出したのかというと、
当時うまくいかないときが結構あったんですよね。
しかも、現地のローカルルールなんてなかなかわからない。
ローカルマネージャーに
「そういうもんだ。」
と言われちゃうとなんとも
「日本ではこうなんだけど、、」とか
「日本と比べてどうなの?」ってことを聞いても
「そんなのは知らない、日本人じゃないもん!あはは笑」と無邪気に言われること、ありますよね。
法律も現地語でいっていることがあっているかの信憑性がとりずらかったり。。
結局上記うまくいくケース要件って上場会社でもそんなに簡単な要件じゃない。
そのとき見た会社はたまたま重要度があまり高くない会社(それだからいいってことはないけど)
だったため、内部統制のがっつりしたチェックは必要なかったんですが、
重要なケースだと。。
じゃあ海外+内部統制でどんなサービスを求める?
うまくいくケースの場合はいいですよね
じゃあ、現地の海外子会社が頼れない時、どんな人がいて欲しいか
・日本語がしゃべれる日本人
・日本の内部統制業務に精通している
・タイの現地の会計、法律に精通している
・現地語を操って、経営者、従業員の意図を理解して説明してくれる
っていう人がいると、便利ですよね。
特に親会社が日本の会社の場合、親との連動性、意図を理解する必要があります。
なんでつらつらとこれを書いてみたかというと
はい、私内部統制得意なんです。
IPO支援、J-SOX導入で死ぬほどやりました。
そして、
これは嘘ではなく、
そういえば自分の経験上困ったことあったな
とふと思い出したんです。
なので書いてみました。
内部統制の構築、コンサルティングもお受けします。
現地でお困りの皆さま、日本側からのコントロールでお困りの皆さま。
お問い合わせください。
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筆者紹介:森場 忠和(もりば ただかず):facebook
タイ・バンコクで2013年より会計事務所J-CROWNを経営している公認会計士です!
- 日本からタイへの進出を考えられている方、すでにタイ進出済みで会計・税務・法律で悩まれている方からの”相談無料”
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