タイの情報誌WISEでの対談をピックアップ。タイの魅力、海外でやるならタイ、という自分の考え方をデータを持ってかつわかりやすい言葉で記載してくれています。この考え方非情に共感します。特に太字にした部分は熱く刺さります。
海外に興味がある方は要チェックです。気負いすぎず、まずはタイを登竜門として海外での活躍の幅を広げましょう。行動が一番
以下参照
西岡: 三又所長が初めてタイにきて感じたことが、まさに現在のタイ・バンコクを表しているのかと思います。海外で、これほど日本語が通じる街があるでしょうか。医療(病院・歯科・薬局)、飲食店(約2800店の日本食レストラン)では、受付、メニュー、オーダーなどあらゆるサービス面で日本語が通じます。また、お子さんを連れた母親がベビーカーを押しながら、普通にスーパーで日本食の材料や生活雑貨を買い、歩いて家へ帰る。東南アジアの中には、日中でも外を歩けず、車での移動を余儀なくされる国もあります。
教育面でもそうです。世界最大級の日本人学校(約3000人)や、多くの日系幼稚園が隣接しています。選択肢の中には、教育理念の違うさまざまなインター校があり、受験対策をしてくれる日系の塾や予備校も数えられないほどです。これほど、日本人が住みやすい“外国”はないのではないでしょうか。
日系企業の進出増加が日本人コミュニティを大きくし、日本人向けサービスが充実しました。同時にタイ経済を押し上げ、市場そのものを拡大させました。すると、今度は新たなマーケットを狙った日系企業や起業家、あるいは既存企業への転職を希望する優秀な日本人が増えていきます。前述しましたが、タイの先進的な医療サービスを求めて日本からわざわざ出産をする人、あるいは子どもの将来を考え、選択肢の多いインター校に通わせるために移住する日本人両親もいます。起業だけではありません。弁護士、会計士のほか、その道のプロフェッショナルがキャリアアップを求め、グローバルな世界、中でも世界が注目するアジアへと活躍の場を移すための入口として、住みやすいタイを選ぶ人もいます。当然、長年住む日本人も多く、あらゆる目的、世代の日本人コミュニティが形成されています。
ただ、残念なのが、タイがこれだけ日本人にとって生活環境が整っていて、住みやすくて働きやすいという事実を知らない日本人が多くいることです。そこで、今後、週刊ワイズはそんな人たちに向け、タイの現状を周知していくと同時に、タイを登竜門としてアジアで活躍する日本人を後押ししていきます。在タイ日本人が現状(未登録者を含めて10万人以上と呼ばれる在留邦人)の倍の20万人に増えることで、タイがグロ−バルな日本人を育成するハブとなるのではないかと考えています。