英語が話せるようになった!それはテンションの違いだけだった

場所は六本木のミッドタウン。

外資系の金融マンである友人に誘われ、

当時できたばかりのミッドタウンのホームパーティに参加しました。

当時独身、

「ミッドタウンでのパーティなんて、どんなかわいい子がいるんだろー。」

と、ミーハー&ノリノリで参加しました。

友人は先に到着ずみ、

部屋まで着き、ドアを開けてもらい「こんにちはー」

と入ると、「Hello!」「Hi!What’ up」「I’m working —-」

そこは公用語が英語の外国でした。。

様々な国の様々な人種の人が行きかう。

全く聞いていなかった私はびっくり。

そもそも英語なんてしゃべったことないし!

みたいな感じだったのでもちろん急にそのまま「Hello」なんて

なるはずもなく、日本人以外の人が話しかけてくれるまで

端っこに座りじっとしていました。

そのみじめだったこと。

普段おおでを振って東京を歩いている自分がなんなんだろー

というくらいの衝撃でした。

そこから私は英語に興味を持ち始めます。

でもしゃべる勉強なんてしたことがない。

そのとき出会ったのがMayflowerという新宿の語学学校でした。

おばちゃんの英語プレゼンに感動

知り合いが経営している、英語学校にわらにもすがる思いで行ってみました。

最初「プレゼン会があるから」と言われ参加しました。

プレゼン会は生徒の人が英語で、自分の自己紹介や好きなことを

話すというものでした。

なんとなく参加してみたその会、

プレゼンしていたのは、おばちゃん?結構年だな。

英語でのプレゼンをしています。

お世辞にも発音がいいとは言えません。ただ、伝えたい気持ち、

内容はわかる。当然ほかの人種の人もわかる。

すげーな、勉強してて、自分をさらけだして、プレゼンして。

しかも伝わるじゃん、英語、英語なんて言語、ツールなんだから、

伝える気持ちがあれば通じるじゃんと気づきました。感動しました。

そこのスクールに通うようになりました。

教室に入った瞬間から先生との会話、生徒との会話もすべて英語というルール、

合ってなくても合ってても、とりあえずしゃべりまくる。

合ってなくてもいいんだったらととりあえずしゃべりまくりました。

楽しくなりました。

いろいろな国を周って、英語を使い、

語学はツール、コミュニケーションのため、完璧さは不要だと実感

英語ができるようになりたい。

英語だけをしゃべれる環境に行きたい。

多くの国を見てみたい。

それらの想いを実現するために私は29歳の時会社を辞めました。

そして3か月世界一周旅行に出て12か国25都市を回りました。

当時の世界一周旅行ブログ:
ヨーロッパ編(一部):フランス(パリ)~スペイン(バルセロナ)~スペイン(イビサ島)
アメリカ編(一部):NY~カリフォルニア~ロサンゼルス

頼れる言語は英語のみ。

通じても通じなくても。

いろいろな国、英語、発音がそれぞれ違う。

それを聞いて

「あー、英語なんて通じればいいんだな。

日本人って完璧主義だから完璧じゃないとダメとか考えるけど、

この人たちみんな適当w母国語じゃないしって割り切ってるし」

と思いました。

また、「母国語ではない場合、完璧な英語をしゃべれるわけがない。

実際日本語を完ぺきにしゃべる外人なんていない」

という当たり前の気づきがありました。

英語はツール、大事なのは伝える気持ち、理解しようとする気持ち

とにもかくにも、

ほとんどいったこともない外国。しかも3か月。

ほとんどの国は英語は母国語ではないため双方とも第2外国語。

英語というのがどういう位置づけかが劇的に変わりました。

英語なんて当たり前だよ、

なにをそんなにおおげさな。

という方はスルーしてください。

私はみながよくバックパックで旅をする大学時代、

会計士の勉強をしており、全く行ったことがありませんでした。

後悔することはありません、

ただ、それによって語学、外国に対する極端なコンプレックスがずっと

残ってしまいました。

それを払しょくしたのが、語学学校との出会いであり、

思い切って会社を辞めて出た旅でした。

海外で働くということを目標にしたくて出た旅でした。

いまは海外で働くことができています。

英語が必須だ、グローバルが必須だと日本では叫ばれていますが、

本当の危機感、コンプレックスを感じている人しか行動はできません。

ただ、最初から

「おれは勉強したことないから無理」

とか

「帰国子女だけでしょ?完璧な英語しゃべるのは、あと英語の仕事するのは」

とあきらめ半分の方へ。

「安心してください、27歳まで全くできなくて、

六本木で膝を抱えてたけど、タイで会社経営していますよ」

と伝えたいです。

英語が母国語の国はアメリカ、イギリス、オーストリラリアぐらいです。

そこでネイティブと英語で働くのがカッコいいというイメージを抱くのは自由ですが、

現在、経済の盛り上がりは残念ながらそこにはないと私は思います。

ASEANの時代。目の前です。

英語さえできれば足を踏み出せます。ツールとして、挑戦してみませんか?

キャリア、挑戦への一歩に必要なのはほんの少しの勇気だけです。

日々挑戦!!!

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