外国人として海外で戦う中で、民族として秀でているものはないのか

 

と考えることがあります。

海外で戦う限りは主戦場は日本ではない、相手も日本人ではない。その中で、どのように強みを出すか。

 

もちろん各個人でスペシャリティは違うし、国も関係ない統一したスキルもあると思う。同じようなレベルもあると思う。

ただ、もっとシンプルに、生まれながらに持っているもの。

 

あるの?

 

いや、あるんだよね。しかも日本人からしたら、そこ??みたいなの

 

はい、私の答え。

 

“段取り力”

 

ゴールまでのやるべきことを明確にして、スケジュールを立てて、スケジュール通りに進行するよう責任感を持って、スケジュールを意識して前倒し前倒しで実行するまたはそれを見るという行為。

 

それがなに?

 

いや、それがないんだよね。いまタイでは。タイの人がどうとかじゃなくて、日本人が自然とかつ当たり前にできることだということがようやくわかってきた今日この頃。モノづくり、製造業とはまさにその典型、集大成みたいなもので、たくさんの工程を明確にして納期を管理するという行為。

 

他の国の人普通に納期とか守らないからね。

 

あきらめでなく、怒りでなく、日本人としてこれを浸透させている組織は強い。その他仕組み化、ホウレンソウとかいろいろあるけど、自分としてはこれが一番ギャップを感じていて日々悩んでいるところ。仕事は1人ではできません、皆で協力してやるものです。ただここでギャップが生じるとなかなか・・前段取り力については高城剛氏の業種(クリエイティブな産業)でも一緒だと・・見ました

 

タイで仕事をしている人は皆抱える悩みかもしれません。「期限を明確にするのなんて当たり前でしょ?」「期限を守るのなんて当たり前でしょ?」

 

うん、そう、日本人との間ではそうなんだよね。ただ、海外は違う。

 

差分を楽しみながら押し付けるわけではなく共生していく

 

それが海外での仕事の醍醐味。

 

海外だからできない!無理!とかではなくて、どうしたらできるのか?そしてなぜそれをやる必要があるのか?どうしたらタイの人のためにもなるのか?

 

それを考えるのは楽しいし、そこをよくすることでお互いにとって価値が生まれると思う。

 

日本の当たり前とのギャップを理解してもらい、そこを埋めていくことがお客様のためになる。まず理解することから問題の改善は始まる。その意味での問題っていうか認識の違いを書いてみたく書いてみました。

 

日本人の段取り力海外で戦えるよー

 

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